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特集 20の特徴 事業内容 鹿島建物について
特集

vol.8

人・建物・文化財を守る環境管理 エコロジーと文化財保護の両立への挑戦 九州国立博物館
Contets 100年越しの夢の実現
エコロジーな博物館の先駆者として
  国宝を守るという使命
建物概要


九州国立博物館
 
1.100年越しの夢の実現

1899年に日本美術史の巨人、岡倉天心が古来よりアジア諸国との交流の窓口であった九州に国立博物館設置の必要性を説いてから100余年。九州国立博物館は「学問の神様」で有名な太宰府天満宮の隣接地に建設されました。東京、奈良、京都に次ぐ4番目の国立博物館であり、明治維新後の文化行政上でも国立博物館をつくるのは実に100年ぶりのことです。地元九州では「100年の悲願」とも言われ、実現に向けて活発な募金活動が行われました。

鹿島建物は2004年5月の完工より1年半におよぶ「枯らし運転」から設備管理を担当し、2005年10月16日のオープンをむかえます。

太宰府天満宮・天満宮側アクセストンネル
建物は、山脈をイメージしたダイナミックな大屋根と、周囲の森林が映りこむダブルスキンガラスの外壁に覆われ、その中に箱型の層状建築物が構築されています。博物館において、全面ガラス張りの建物は一般的にタブーとされていますが、免震装置や空調設備を備えることで、耐震性・エネルギー対策などの課題をクリアしています。特に、耐震性については、2005年の福岡県西方沖地震においても被害がゼロだったことでも立証済みです。

華麗な外観とは対照的に、建物内部は「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」という明確なコンセプトのもと、展示物を引き立たせるシンプルな空間となっています。
 
建物の構成
特に注目されているのは、文化財の保存・修復機能の部分です。スタッフが「日本一の規模」と胸を張る大小11室の収蔵庫は、「100年後まで十分」と言われるほどの広さが確保されています。
 
シンボルマーク
シンボルマーク
九州国立博物館の最大の特徴である屋根のラインをあらわし、山並み、海、風、文化交流のときの流れを象徴しています。色は建物のガラスに映る青い空のブルーと山々のグリーン、そして日本を表現したオレンジの三色で構成され、丸い点は古くからアジアとの交流拠点であったことを示しています。





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