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建物管理の未来を拓く
システムを開発

新生産推進室

佐藤 優衣2015年度入社

所属:建物管理本部 技術部 新生産推進室
卒業学科:建築CAD科

プロジェクトデータ

BIM-FMシステム

設計・施工からBIMデータを引き継ぎ
維持管理フェーズで活用

鹿島建物では、鹿島建設が建物の設計・施工段階で作成したBIM(Building Information Modeling:建物に関するあらゆる情報をもった3Dモデル)データを引継ぎ、「BIM-FMシステム」という管理システムを用いて、維持管理フェーズでの有効活用にいち早く取り組んでいます。また、実際に管理現場で試験運用を始め、現場からのフィードバックによるシステム改善も進んでいます。

BIM-FMシステム

01. 仕事内容について

デジタルで建物管理の価値向上をめざす

新生産推進室は「業界の中でも一歩先を行くサービスの提供」を目指して、建物管理に関わる新技術の研究開発を行っている部署です。その中でも私は「BIM-FMシステム」という管理システムの開発・導入支援を担当しています。鹿島建設からBIMデータを引き継ぎ、設計から管理・運用までの物件に関する膨大なデータを1つにまとめることで、業務効率化やサービス向上が図れるようになります。鹿島グループの連携によって、建物管理業界のなかでもいち早く、システムの導入・運用を進めてきました。

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02.仕事のやりがい

現場とともに考えるシステム開発

社内でも前例の無いプロジェクトのため、BIM-FMシステムの開発は試行錯誤の連続です。設計・施工時のBIMデータを維持管理のフェーズで活用していくために、プロジェクトメンバーとデータ形式や仕様について検討を重ね、最終的にイメージが形になった際はとても楽しいです。また、BIM-FMを導入している管理現場から「便利になった」という感想をいただいたときや、営業活動の中でこのシステムをアピールしたことがきっかけで、管理の受注につながったというお話を聞くと、達成感とやりがいを感じます。

03.今後の目標

BIM-FMシステムをより高める開発に取り組みたい

BIMやCADなど自身の専門性を活かしていくことに加え、ファシリティマネジメント全体についても学んでいきたいです。このBIM-FMシステムの運用はまだ始まったばかりであり、BIMデータの活用もまだ多くの可能性を秘めています。例えば、現在はBIM-FMシステムは設備の維持管理での活用がメインですが、将来的にはエネルギー管理や建物のランニングコスト算出の機能も期待できます。ファシリティマネジメントを通してお客様が当社に求めることを学び続け、さらに建物のLCC(ライフサイクルコスト)に寄与するシステムの開発・導入に挑戦していきたいです。

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04. 社風について

志が高い仲間から刺激がもらえる

やる気のある社員にチャンスを与えてくれる会社だと感じています。私は学生時代、建築設計ソフトの2D/3DCADについて学びました。入社後、管理現場で設備管理の業務にあたっていた時に、機会があればこのスキルを活かしたいと周りに伝えていました。その熱意が伝わり、当時入社3年目と若手ながら、BIM-FMシステムの立ち上げメンバーに誘われてとても嬉しかったです。プロジェクトメンバーは全員が同世代で比較的若いチームではありますが、高い意識をもって業務に励んでいます。自分もリーダーとしてスキルを磨き、貢献していきたいです。

就活生に向けたメッセージ

建物管理は、大切な資産と生活を守る仕事
自分の仕事に誇りがもてます

建物はオーナーにとって大切な資産であり、利用する人々にとっては生活の基盤です。その建物をまもる当社は、社会的にも重要な役目を担っていると言っても過言ではありません。私自身もこの会社が任されている仕事の重要さについて、就活当時よりも入社後の現在の方が実感しています。建物管理の魅力に気づき、鹿島建物に興味を持ってくださる方が増えてくれたら嬉しいです!

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